ぱんつの視界

見えたこと、匂ったこと、触ったことを、ぽつぽつと。

のっぴきならない英語

まったり英語勉強を実践して数週間。そんなアバウトさでは対処できない事態がやってきた。英語と真剣に向き合わなければならない。なぜかというと、お金が関わる問題だからだ。

そのむかし、逃げる熱がまだ高かったころ、海外の銀行に口座をつくった。オフショアってやつだ。その銀行から「Important Imformation for cliants」というのが届いた。これはマジ腰を据えて読み込まねばならん。


もう手元に本がないのでうろ覚えだが、確か『永遠の旅行者』だかなんだかっていう本を元バッパーだったもんだからジャケ買いしたのが、そもそものきっかけだった。
要するに、どこにも居住せずに(=税金を払わずに)世界中を旅し続ける暮らし方ってのがあるよ(ただし、金持ってるのが大前提)という話で、初めて知る事実にとても興味をそそられた。その後、たぶん関連していたんであろう『ゴミ投資家』シリーズの本を何冊か購入した。思うに親玉は橘玲。拠点はここ。

海外投資を楽しむ会(AIC)

その後、橘玲の名で『永遠の旅行者』という小説が出たのもうなづける。

 

それらの本でオフショア口座開設のマニュアルが紹介されていたので、つくってみたわけだ、たいした金もないのに。基本、好奇心が強いんで、なんでもやってみたいのだ。ビットコインのウォレットも持ってるしなw
で、口座維持手数料を取られない最低額を預金して満足した。『ゴミ投資家』は口座開設後が本番なのだが、私はそれ以上何もしなかった。軍資金が乏しかったしね。

でも、お金が国境をまたぐことについてはいい勉強になった。今と違って海外送金が不便極まりなかったんで(つったってほんの15年くらい前だけど)、送金手数料は髙いは、SWIFTコードを調べなきゃならんはで、えらく苦労した。
とにかく口座はつくれた。当時はそれくらいの英語力はあったということだ。

その後、その銀行は名称を何度も変え、導入したネットバンキングのパスワードもころころ変わり、ついには国際電話でPINを設定しなければならなくなった。
これにはものすごく苦労した。なにしろほとんど英語を話していなかったから、自分の誕生日さえとっさには出てこない。日本語なら3分で済むことに30分はかかった。冒頭に「この会話は録音されています」という自動音声(もちろん英語)が流れたのだが、あの会話が録音されているなんて死ぬほど恥ずかしい。

 

そんなわけで、この銀行は忘れたころに重要なお知らせをしてきて、錆びた英語を磨けと強要してくる。ある意味ありがたいw
今回は、まったりでも短時間でも、とりあえず毎日英語に触れていたから、まあまあ読めている。もちろんわからない単語はいっぱいあるけれど。継続って大切だな。

 

ブログのエントリ、1週間以上空いちゃった。週1くらいがいい塩梅なのかも。

 

追記:
調べたところ、くだんの書は木村昭二氏の『税金を払わない終身旅行者』でした。
この表紙でジャケ買いしていた自分に大笑いw

税金を払わない終身旅行者―究極の節税法PT